スマホやパソコンで使われる「USB-C」。
一方で、iPhoneで使われる「Lightning」との違いが気になる方も多いでしょう。
この記事では、USB-Cの特徴やメリット、Lightningとの違いを初心者向けにわかりやすく解説します。
また、アクセサリー購入時の注意点やおすすめ製品も紹介します。
USB-Cとは?
USB規格の進化の歴史
USB(Universal Serial Bus)は、パソコンや周辺機器を接続するための規格です。
これまでにUSB-A、USB-Bなどの規格がありましたが、近年はUSB-Cが主流になりつつあります。
USB-Cの基本仕様
- 形状:小型でリバーシブル
- 最大転送速度:USB 3.2は最大20Gbps、Thunderbolt 4は最大40Gbps
- 充電規格:USB Power Delivery(PD)対応で高速充電可能
- 対応機器:スマホ、PC、タブレット、周辺機器
Lightningとは?
Lightningケーブルの特徴
LightningはApple独自規格で、iPhoneやiPadで使用されます。
USB-C同様にリバーシブルですが、Apple製品専用で汎用性は低めです。
メリット・デメリット
- メリット
- Apple製品との互換性が高い
- 小型で扱いやすい
- デメリット
- Apple製品以外では使えない
- 転送速度・充電速度はUSB-Cに劣る場合がある
USB-CとLightningの違いを比較
形状と互換性
| 規格 | 差込形状 | 互換性 |
|---|---|---|
| USB-C | リバーシブル | Android・PC・タブレット・周辺機器 |
| Lightning | リバーシブル | iPhone/iPadのみ |
充電速度とデータ転送速度
- USB-C:最大100W充電、最大40Gbps転送(Thunderbolt 4対応時)
- Lightning:最大18W充電、最大480Mbps転送(USB 2.0準拠)
今後の対応機器・将来性
- USB-CはEU規制によりiPhoneも採用される
- LightningはApple独自規格として維持されるが、将来的にはUSB-Cへ移行する。
どちらを選ぶべき?
iPhoneユーザーの場合
- 現状はUSB-Cが主流だが、Lightning搭載モデルもまだ現役
- 今後Lightning搭載モデルが開発されることはない
- アクセサリー購入時はUSB-C対応を意識すると安心
AndroidやPCユーザーの場合
- USB-Cが標準
- 充電・データ転送・映像出力まで1本で対応可能
アクセサリー購入時の注意点
- ケーブルの規格・対応機器を必ず確認
- 急速充電・高速転送を使いたい場合はPD対応・USB 3.2/Thunderbolt対応製品を選ぶ
まとめ
- USB-C:汎用性・高速充電・転送速度が魅力
- Lightning:Apple互換性が強みだが汎用性は低い
USB-Cは今後の標準規格になるため、対応アクセサリーを揃えておくと便利です。
